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オーストラリアの無給トライアルは合法?

合法条件・違法な無給労働・未払い時の対応を解説

最終更新:

オーストラリアの無給トライアルが合法か確認する方法

※この記事は2026年10月4日時点のFair Work Ombudsman公式情報を確認して作成しています。実際の判断は仕事内容、時間、監督、当事者の関係などを総合して行われます。

AUS LIFE QUICK GUIDE

30秒でわかる

合法の可能性

短い技能確認

直接監督あり

違法の可能性

通常業務

店の戦力として働く

超過時間

支払い必要

最低賃金以上

01

Fair Work Ombudsmanによると、Unpaid trialは応募者が仕事に必要なSkillを持っているか確認するためのDemonstrationです。次の条件をすべて満たしているかが重要です。

実在するVacant position

募集中の仕事へ応募し、その仕事に直接必要な技能を確認する。

確認が本当に必要

面接だけでは確認できない実技を、必要な範囲だけ見せる。

短時間

必要以上に続けない。仕事によって1時間程度から最大1Shiftが目安になり得る。

直接監督

EmployerやStaffがその場で見て、技能と安全性を評価する。

技能のDemonstrationのみ

掃除や補充など、評価と関係ない通常業務を大量にさせない。

事前に無給と説明

始める前に、Unpaid trialであることと時間・内容が明確になっている。

02

違法な無給労働を疑うサイン

複数日・1週間の無給Trial

技能確認を超え、Employment relationshipが成立している可能性が高くなります。

一人で通常のShiftを担当

直接監督がなく、他のEmployeeと同じ仕事をしている状態です。

欠勤時に代わりを探すよう求められる

既にRosterの一員として扱われている可能性があります。

店の忙しい時間を埋める

評価よりBusiness側が労働の利益を受けています。

毎回違う応募者を無料で使う

採用目的ではなく、無料労働を繰り返している可能性があります。

採用後のTrainingが無給

Employeeとして必要なTrainingやMeetingは、通常Work timeとして支払い対象です。

Trial後も現金だけ・Payslipなし

最低賃金、Tax、Super、記録義務の違反も疑われます。

03

仕事別:どこまでが技能確認?

仕事短い技能確認の例支払いが必要になり得る例
Cafe・Barista監督下で数種類のCoffeeを作る朝の繁忙時間を5時間担当し、清掃や接客もする
RestaurantOrder端末の操作やPlate carryingを短く確認通常のDinner shiftへ入り客を担当する
Farm安全説明後、Picking方法を短く確認BinやBucket単位の収穫を長時間行いProductとして出荷される
Factory監督下で機械・道具を安全に使えるか確認Production lineの人数として数時間働く
Cleaning指定箇所で清掃方法を短く見せる実際の客室や物件を一人で完成させる
Construction資格・Tool handling・安全手順を確認現場の通常作業や運搬を1日行う

04

Trialを始める前に確認すること

  1. 1

    有給か無給か

    Is the trial paid or unpaid? と事前に確認します。

  2. 2

    開始・終了時刻

    何時間なのか、延長する場合はいつから有給になるか確認します。

  3. 3

    評価する技能

    何をDemonstrateするのか、具体的なTaskを確認します。

  4. 4

    監督者

    誰が直接見て評価するのか、名前を確認します。

  5. 5

    賃金とEmployment type

    採用された場合のHourly rate、Casual・Part-timeなどを確認します。

  6. 6

    服装・持ち物・安全

    Uniform、Closed shoes、Licence、PPEなどを確認します。

05

働いた証拠を残す

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Job adと募集条件のScreenshot

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EmployerとのSMS・Email・SNSメッセージ

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Trialの開始・終了時刻とBreak

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行ったTaskと監督者の名前

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Roster・Timesheet・Clock-in画面

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自分が写る必要のない職場・Uniformの写真

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店名・ABN・住所・電話番号

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支払約束・Bank入金・Payslip

Fair Work OmbudsmanのRecord My Hours appでは、勤務時間、RosterやPayslipの写真などを記録できます。自分の記録として、Trialの日から保存しておくと未払い額を計算しやすくなります。

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違法な無給Trialだったときの対応

  1. 1

    Awardと最低時給を調べる

    Fair WorkのPay and Conditions ToolまたはPay guideで、仕事・年齢・雇用形態・曜日に合うRateを確認します。

  2. 2

    未払い額を計算

    開始・終了時刻からUnpaid hoursを出し、Casual loading、Penalty rateなど該当額を確認します。

  3. 3

    Employerへ書面で請求

    日付、時間、仕事内容、適用Rate、合計額、支払期限をEmailやMessageで伝えます。

  4. 4

    Fair Workへ相談

    解決しない場合はFair Work Ombudsmanの案内を確認し、必要に応じて問い合わせます。

  5. 5

    Anonymous reportを使う

    個別の賃金回収とは別ですが、違反の疑いを匿名でFair Workへ報告できます。

  6. 6

    深刻なケースはLegal help

    高額な未払い、脅迫、差別、解雇などが絡む場合はCommunity legal centreやLawyerへ相談します。

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Employerへ確認・請求する英語

開始前に確認

Before I start, could you confirm whether the trial is paid or unpaid, how long it will last, and which skills you will assess?

延長時の確認

The skills demonstration has finished. If you would like me to continue working, will the remaining hours be paid?

Rateを確認

What is the hourly rate, which award applies, and will I be employed as a casual?

未払いを請求

I worked from 9 am to 3 pm on 2 October performing normal duties. I believe these hours should be paid. Please confirm when the payment and payslip will be provided.

記録を依頼

Could you please send me a copy of my roster, timesheet and pay records?

08

Internship・Student placementとの違い

Unpaid trialは採用前の短い技能確認です。一方、InternshipやWork experienceは学習・経験を目的とします。ただし「Internship」と呼ばれていても、Businessの通常業務をEmployeeとして行っていれば支払いが必要になる可能性があります。

Vocational placement

大学・TAFEなどのCourse要件として承認されたPlacementで、Fair Work Actの条件を満たせば合法的に無給となる場合があります。

Unpaid internship

Employment relationshipがなく、主な利益が参加者の学習にあるかなどを総合判断します。名称だけでは決まりません。

Volunteer

通常はNot-for-profitへの自発的な活動です。営利企業の通常StaffをVolunteerへ置き換えることは別問題です。

Training shift

採用後にEmployerの指示で受ける業務Trainingは、通常は働いた時間として支払い対象です。

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よくある質問

よくある質問

Q. 無給Trialは何時間まで合法ですか?

A. 一律の時間制限ではなく、その仕事の技能確認に合理的に必要な時間かで判断されます。Fair Workは仕事内容により1時間から1Shiftになり得ると案内していますが、1Shiftなら必ず合法という意味ではありません。

Q. 採用されなかった場合でも支払いを請求できますか?

A. できます。採用結果ではなく、実際に行った内容が短い技能確認を超えてEmployeeとしての仕事だったかが重要です。証拠を整理し、該当する最低Rateで請求します。

Q. Cashで払われれば問題ありませんか?

A. Cash payment自体が直ちに違法とは限りませんが、最低賃金、Tax、Super、記録、Payslipなどの義務は残ります。Cashだけで記録を出さない職場には注意してください。

Q. ワーホリでもFair Workへ相談できますか?

A. Visa holderにもAustralian workplace lawsが適用されます。Visaの種類や国籍を理由に、合法な最低賃金や職場の権利がなくなるわけではありません。

Q. Trial中にけがをした場合は?

A. まず安全確保と必要な治療を優先し、Employerへ直ちに報告します。事故状況、時刻、目撃者、写真を保存し、州のWorkers compensation機関やLegal serviceへ相談してください。

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公式情報