オーストラリアのPayslipの見方|ワーホリ向け完全ガイド
時給・Tax・Super・控除・未払いの確認方法
最終更新:

※この記事は2026年10月2日時点のFair Work Ombudsman、Australian Taxation Officeの公式情報を確認して作成しています。RateやSuperのルールは変更される場合があるため、勤務時点の情報も確認してください。
AUS LIFE QUICK GUIDE
30秒でわかる
発行期限
給料日から1日
1 working day以内
確認
Hours × Rate
Bank入金とも照合
保存
全Payslip
退職後も保管
01
Payslipはいつ・どのように受け取る?
期限
EmployerはPay dayから1 working day以内にPayslipを渡す必要があります。EmployeeがLeave中でも同じです。
形式
PaperまたはElectronicで発行できます。Email、Payroll app、Employee portalからのPDFでも構いません。
Pay periodごと
Weekly、Fortnightly、Monthlyなど、各Pay periodの給料内容が分かる必要があります。
言語と読みやすさ
Electronic payslipにもPaperと同じ情報が必要で、内容を読める形で受け取れる必要があります。
02
Payslipに必要な主な項目
EmployerとEmployeeの名前
EmployerのABN(該当する場合)
Pay period
Payment date
Gross payとNet pay
Ordinary hourly rate
Rateごとの勤務時間と金額
Loading・Allowance・Bonus・Penalty・Overtime
Deductionの金額と支払先
Super contributionの金額とFund
03
Payslipでよく見る英単語
04
時給と勤務時間を照合する
- 1
自分の勤務時間を集計
日ごとの開始・終了・休憩を記録し、Ordinary、Saturday、Sunday、Public holiday、Overtimeに分けます。
- 2
雇用形態を確認
Full-time、Part-time、Casualのどれかを確認します。Casualは該当するCasual loadingも見ます。
- 3
AwardとLevelを確認
Industry、仕事内容、Classificationに対応する最低RateをFair WorkのCalculatorで確認します。
- 4
各Rateを掛け算
PayslipのHours × Rateが、その行のAmountと一致するか確認します。
- 5
追加Paymentを確認
Allowance、Bonus、Penalty、Overtimeなどが別行または明確な形で含まれているか確認します。
- 6
GrossとBank入金を照合
各支給額の合計がGross、GrossからTaxと合法的なDeductionを引いた額がNet、Netが入金額と一致するか確認します。
05
TaxとNet payの確認
Gross payからPAYG withholdingなどを引いた後の金額がNet payです。Tax額は収入、Tax file number declaration、居住区分、Working Holiday Makerとしての登録状況などで変わります。
06
Superannuationを確認する
Payslipには、Employerが今回支払った、または支払う予定のSuper contribution額と、Super fund名などが記載されます。2026年7月1日からはPayday Superが始まり、原則として給料と同時にSuperを支払い、Fundへ7 business days以内に届く必要があります。新規Employeeの最初のContributionなどには例外があります。
Payslip
今回のSuper額、YTD、Fund名を確認します。
Super fund account
実際にContributionが入金された日付と金額を確認します。
ATO / myGov
複数FundやEmployerから報告されたSuperを確認します。
未入金
Payslipに数字があってもFundに届いていなければ、Employerへ確認し、必要ならATOへ報告します。
07
Deductionは金額と支払先を確認
Payslipには各Deductionの金額と、支払われたFund・Accountの名前または番号が必要です。Accommodation、Transport、Uniform、道具、食事、破損などの名目で引かれている場合は、書面同意と控除が認められる条件を確認します。
08
間違い・未発行があるときの対応
- 1
証拠を保存
Payslip、Bank statement、Roster、Timesheet、Contract、Messageを端末外にも保存します。
- 2
間違いを一覧化
Pay period、日付、実際のHours、正しいRate、支払済み額、差額を表にします。
- 3
Payrollへ文章で連絡
どの項目が違うか、修正版Payslipと差額支払いをいつまでに希望するか伝えます。
- 4
未発行なら請求
Payslipがなければ、Pay dayから1 working day以内の発行義務を示して請求します。
- 5
解決しなければ相談
Fair Work Ombudsmanへ無料相談します。Super未払いはATOへの報告も検討します。
09
よくある質問
よくある質問
Q. Cash払いならPayslipは不要ですか?
A. いいえ。現金払いでもEmployeeにはPayslipが必要です。Tax、Super、正しい最低Rateなどの義務もなくなりません。
Q. Payslipを一度ももらっていません
A. まずEmployerへ文章で過去分を含めて発行を求めます。解決しない場合は勤務記録とBank入金を整理してFair Workへ相談してください。
Q. Casual loadingが別の行にありません
A. Hourly rateに含まれる形式もあります。その場合でも、Casual loadingを含むことが分かる記載があるか、RateがAwardのCasual rate以上か確認してください。
Q. PayslipのSuperとFundの入金額が違います
A. Pay period、入金処理日、Fundの表示時期を確認し、それでも一致しなければEmployerへ問い合わせます。未払いが解決しない場合はATOのUnpaid super手続きを確認してください。
Q. Payslipはいつまで保存すればいいですか?
A. 退職後もTax、Super、Visa用勤務証拠、未払い請求で必要になるため、すべてPDFで長期保存するのがおすすめです。Employer側にはTime・Wage recordsを7年間保持する義務があります。
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