オーストラリアのCasual・Part-time・Full-timeの違い
時給・勤務時間・有給休暇・雇用の安定性を比較
最終更新:

※この記事は2026年10月3日時点のFair Work Ombudsman公式案内を確認して作成しています。実際の最低時給、勤務時間、Penalty rate、Overtime、最低勤務時間、Roster変更、LeaveはAward・Enterprise agreement・Employment contractで異なります。
AUS LIFE QUICK GUIDE
30秒でわかる
Casual
時給が高め
有給休暇は原則なし
Part-time
週38時間未満
有給は比例付与
Full-time
平均週38時間
安定+有給休暇
01
Casual・Part-time・Full-timeの比較
※一般的な比較です。Award、Agreement、勤続期間、事業規模、州のLong service leave制度などにより例外があります。
02
Casual employeeとは?
Casualは、雇用開始時に継続的な仕事へのFirm advance commitmentがなく、Award・Agreement・Contractに基づくCasual loadingまたはCasual用Rateを受け取る雇用です。EmployerがShiftをOfferするか、Employeeが受けるか断るかなど、契約書だけでなく実際の働き方も含めて判断されます。
メリット
基本時給が高い、予定に合わせてShiftを選べる場合がある、短期仕事に向く。
デメリット
勤務時間と収入が不安定、Paid annual/sick leaveが原則ない。
よくある仕事
Farm、Hospitality、Retail、Factory、Cleaning、Eventなど。
重要書類
Contract、Casual Employment Information Statement、Award情報。
03
Part-time employeeとは?
Part-timeは、一般に週38時間未満をRegular hoursで働くPermanent employeeです。Full-timeと同じ種類の最低Entitlementを、通常は勤務時間に比例して受け取ります。
週の勤務曜日・開始終了時刻などを合意する
Annual leaveが勤務時間に応じて貯まる
Paid sick and carer's leaveが勤務時間に応じて貯まる
Public holiday、Notice、Redundancy等の権利がある
追加Shift・Overtimeの扱いはAwardで確認する
04
Full-time employeeとは?
Full-timeは通常、平均週38 ordinary hoursで働き、PermanentまたはFixed-term contractで雇用されます。実際の時間はAward、Enterprise agreement、Employerとの合意によって異なる場合があります。
安定した収入
Regular hoursが設定され、Casualより週収を予測しやすい。
Annual leave
通常は年4週間。Shiftworkerは条件により追加される場合がある。
Sick leave
通常は年10日。未使用分は翌年へAccumulationする。
終了時の権利
Noticeや、条件を満たす場合のRedundancy payがある。
05
Casualの時給はなぜ高い?
Casual loadingは、Casualが受け取らないPaid leaveなどを考慮した上乗せです。多くのAwardで25%のLoadingが見られますが、すべての仕事で一律25%とは限りません。AwardやEnterprise agreementのCasual minimum rateを確認してください。
単純な比較例
Permanent base rate
$25.00
25% loadingのCasual
$31.25
これは計算例です。実際のRateはAward、Classification、年齢、曜日、時間帯、Penalty、Allowanceで変わります。
06
休暇・Public holiday・仕事を休む時
07
CasualからPermanentへ変更する方法
CasualとEmployerは、いつでも合意してFull-timeまたはPart-timeへ変更できます。また、条件を満たすCasualはNational Employment StandardsのEmployee choice pathwayを利用して、書面でPermanent employmentへの変更意思を通知できます。
- 1
勤務期間を確認
原則6か月以上。Small business employerでは12か月以上。
- 2
現在もCasualの定義に当てはまるか確認
実際の仕事に継続勤務へのFirm commitmentがあるか整理します。
- 3
書面でEmployerへ通知
Fair WorkのChecklist・notification templateも利用できます。
- 4
EmployerとConsultation
Full-time/Part-time、勤務時間、変更日について話し合います。
- 5
21日以内の書面回答を確認
EmployerはAcceptまたはRefuseを理由とともに書面で回答します。
- 6
Disputeなら手順を確認
Award、Agreement、Fair Work CommissionのDispute processを利用できる場合があります。
08
Job offer・契約書で確認すること
Employment typeはCasual・Part-time・Full-timeのどれか
適用されるAward・Agreement・Classification
Base rateとCasual loadingの内訳
最低保証時間と通常の勤務曜日・時間
Weekend・Public holiday・Night・Overtime rate
Minimum shiftまたはMinimum engagement
Roster変更とShift cancellationのルール
Probation、Notice period、契約終了日
Super、Allowance、Uniform、交通費等
09
よくある質問
よくある質問
Q. CasualはいつでもShiftを断れますか?
A. Casual性を判断する要素の一つに仕事をAccept・Rejectできるかがありますが、実際のContract、Award、既にAcceptしたShift、職場のProcedureを確認してください。無断欠勤してよいという意味ではありません。
Q. 毎週38時間働くCasualは自動的にFull-timeですか?
A. Regular hoursだけで自動的にPermanentになるわけではありません。ただし雇用関係の実態にFirm advance commitmentがある場合は、Employee choice pathwayなどを確認してください。
Q. Casual loadingは必ず25%ですか?
A. 25%は多くのAwardで使われますが、すべての仕事に一律ではありません。適用Award、Agreement、Casual rateを確認してください。
Q. Part-timeにも有給休暇はありますか?
A. はい。通常、Annual leaveやPaid sick leaveなどが勤務時間に比例して付与されます。
Q. CasualにはSick leaveが全くありませんか?
A. 通常のPaid sick leaveはありませんが、条件によりUnpaid carer's leave、Paid family and domestic violence leaveなど別の権利があります。
Q. どの雇用形態がワーホリにおすすめですか?
A. 短期移動と高い時給を優先するならCasual、少ない時間でも安定と有給を求めるならPart-time、長期安定収入を求めるならFull-timeが候補です。Visa conditionと滞在計画も合わせて判断してください。
10

