オーストラリアのシェアハウス詐欺対策|危険な物件の見分け方
内見前送金・偽オーナー・Bond持ち逃げを防ぐ
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※この記事は2026年10月3日時点のScamwatch、州政府、Residential Tenancies Authority、Tenants' Unionの情報を基に作成しています。契約形態と権利は州、Residential tenancy、Subtenant、Boarder・Lodgerで異なります。
AUS LIFE QUICK GUIDE
30秒でわかる
原則1
実物を内見
住所・部屋・鍵を確認
原則2
契約前に送金しない
相手と条件を確認
原則3
公式Bond制度
Receipt・Bond番号を保存
01
よくあるシェアハウス詐欺
偽の物件広告
実在する物件の写真と説明を盗み、自分がOwner・Agentだと名乗る。
海外オーナー型
海外出張中などを理由に内見を断り、送金後に鍵を送ると言う。
偽Head tenant
住人・管理人を装い、貸す権限がない部屋のBondを受け取る。
同じ部屋を複数人へ貸す
短期間に多数からDepositやBondを集め、連絡を絶つ。
Bond持ち逃げ
州の機関へLodgeせず、退去時に理由なく全額を返さない。
個人情報の収集
Passport、Bank statement、Payslipなどを集め、Identity theftへ悪用する。
送金先のすり替え
本物のAgentを装ったメールで、別のBank accountへ払わせる。
存在しない短期部屋
到着前のワーホリ・留学生を狙い、空港到着前に全額を請求する。
02
危険な物件・相手のサイン
周辺の相場より極端に安く、理由が不自然
対面・Video call・内見のすべてを拒否する
今日中、数時間以内など短い期限で送金を迫る
広告の住所と契約書の住所・部屋番号が違う
名前、Bank account名義、メール署名、会社名が一致しない
契約書を出さず、Chatだけで十分だと言う
Bondを州の公式機関へLodgeしないと言う
Cash、Crypto、Gift card、海外送金だけを指定する
入居前からPassport両面やBank login情報まで要求する
質問すると怒る、話を変える、広告をすぐ消す
03
内見で確認すること
最も強い対策は、契約と送金の前に自分で物件を確認することです。遠方にいる場合は、信頼できる知人に見てもらうか、相手とLive video callを行い、玄関から部屋までリアルタイムで案内してもらいます。ただしVideoだけで完全に安全になるわけではありません。
04
貸す権限がある人か確認
- 1. Full nameを確認:契約書、ID、Bank accountの名義がつながるか確認します。
- 2. Agentを確認:会社の公式サイトから電話番号を探し、広告に書かれた番号だけを信用しません。
- 3. Head tenantへ質問:Landlord・AgentからSubletの許可を得ているか、Leaseに誰が載っているか確認します。
- 4. 住所を検索:同じ写真が別の住所や売買広告で使われていないかReverse image searchも行います。
- 5. 会社情報を照合:ABNや会社名だけで安全と判断せず、連絡先とWeb domainも確認します。
05
支払う前に確認すること
BondやRent in advanceを支払う前に、何の費用を、誰へ、いくら、いつ払うのかを書面にします。広告のMessengerだけでなく、Residential tenancy agreementまたはShare house agreementを受け取ってください。
契約書
住所、部屋、Rent、Bond、Bills、期間、退去Notice、署名を確認。
支払先
契約相手とBank account名義の関係を確認。変更連絡は電話でも再確認。
Receipt
日付、金額、目的、物件住所、受取人が分かる記録を受け取る。
Bond
州の公式制度へLodgeされる方法と、自分の名前が登録されるか確認。
鍵
いつ、どこで、誰から受け取るかを書面で確認。
返金条件
申込を取り消した場合や入居できない場合の扱いを確認。
06
Passportなどの個人情報を守る
Rental applicationでは本人確認、収入、Visa状況などを求められますが、必要性・保管方法・相手を確認せず大量の個人情報を送らないでください。Scamwatchは、Rental scamでPassport、Bank statement、Payslipなどが狙われると注意喚起しています。
- ・相手と物件を確認する前にPassportを送らない
- ・Bank login、Password、One-time code、Cardの暗証番号は渡さない
- ・Bank statementは不要な取引やAccount numberを隠せるか確認する
- ・コピーへ提出先、目的、日付のWatermarkを付ける
- ・公開Messengerではなく、確認済みの安全な申請方法を使う
- ・不採用時の個人情報削除方法をPrivacy policyで確認する
07
Bond持ち逃げを防ぐ
正式なResidential tenancyのBondは、多くの州で政府のBond authorityへ預けます。NSWではLandlord・AgentはRental Bonds Onlineを利用する選択肢を借主へ提示する必要があり、借主がNSW Fair Tradingへ直接支払えます。
- 1. 自分の契約形態と州のBond制度を確認する
- 2. Bondを支払ったらReceiptを保存する
- 3. 州の機関からLodgement通知・Bond番号が届くか確認する
- 4. 自分の氏名、住所、金額が正しいかPortalで確認する
- 5. 同居人交代時はBond recordの名義変更も行う
- 6. 退去時は自分から返金Claimを開始できるか確認する
08
被害に遭った・送金した場合
- 1. Bankへ連絡:送金日時、金額、Account details、Transaction IDを伝えます。
- 2. 証拠を保存:広告、Profile、Chat、メール、契約書、Receipt、Bank detailsをScreenshot・PDFで残します。
- 3. Platformへ報告:Facebook、Flatmates、GumtreeなどへListingとAccountを報告します。
- 4. Scamwatchへ報告:被害情報をAustralian Governmentへ提出します。
- 5. ReportCyber・Police:金銭被害やIdentity theftの可能性があればReportCyberと警察へ相談します。
- 6. 州の窓口:Fair Trading、RTA、Consumer Affairs、Tenants advice serviceへ相談します。
- 7. 身分証を守る:IDCareへ相談し、Bank・EmailのPassword変更とMulti-factor authenticationを行います。
09
送金直前の10項目チェック
物件を実際に内見した
広告と契約書の住所が一致する
相手の氏名と立場を確認した
貸す権限があると確認した
Rent・Bond・Billsの内訳が書面にある
契約書を読み、署名済みCopyがある
送金先名義の関係を確認した
Bondの公式Lodgement方法を確認した
Receiptを受け取れる
急がされても自分で再確認した
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よくある質問
よくある質問
Q. 内見前にBondを払うのは普通ですか?
A. 物件・相手・契約を確認できていない状態での送金は危険です。Scamwatchも、内見を断りながら前払いを求めるRental scamへ注意を促しています。
Q. Video内見なら安全ですか?
A. リスクを下げますが完全ではありません。録画映像や借りた物件を見せる可能性もあるため、本人確認、契約、貸す権限、支払名義、Bond制度も確認します。
Q. Facebook Marketplaceの物件は危険ですか?
A. すべてが詐欺ではありませんが、誰でも広告を掲載できます。Platform上のProfileや評価だけで信用せず、同じ確認手順を使ってください。
Q. Passportの写真を求められました。送っていいですか?
A. 正式なRental applicationで本人確認が必要な場合はあります。ただし、相手と物件を確認し、収集目的・保管方法を確認してから、不要な情報を隠しWatermarkを付ける方法を検討してください。
Q. 現金払いのShare houseはすべて違法ですか?
A. 現金払いだけで詐欺とは限りません。ただし支払い記録が不足しやすいため、日付、金額、目的、住所、受取人が分かる署名入りReceiptを毎回受け取ります。
Q. 送金してしまったら返金されますか?
A. 保証はありませんが、すぐBankへ連絡すれば送金停止やRecallが可能な場合があります。証拠を保存し、Scamwatch、ReportCyber、Police、州のConsumer affairsへ報告してください。
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