AUS LIFE

オーストラリアで仕事をクビになったら

Notice・Final pay・Unfair dismissalの対処法

最終更新:

オーストラリアで解雇されたときの対処法

※この記事は2026年10月3日時点のFair Work Ombudsman・Fair Work Commission公式情報を確認して作成しています。解雇の判断は雇用形態、勤続期間、Award、会社規模、解雇理由によって異なります。

AUS LIFE QUICK GUIDE

30秒でわかる

最優先

証拠を保存

Letter・Roster・Payslip

確認

NoticeとFinal pay

不足額を計算

異議申立て

原則21日以内

遅れないこと

01

クビと言われた直後にやること

その場で長い議論をするより、解雇理由、最終勤務日、Notice、Final payを書面でもらうことが重要です。Staff appやRosterへ入れなくなる前に、自分の記録を保存してください。

1

解雇内容を書面でもらう

Termination letter、解雇理由、解雇が有効になる日を確認します。

2

データを保存する

Contract、Payslip、Roster、Timesheet、Warning、Messageを自分の端末へ保存します。

3

その場で署名しない

内容に同意できない書類やReleaseへ、理解しないまま署名しないでください。

4

Final payを確認する

未払い賃金、Leave、Notice、Deductionの内訳を求めます。

5

21日の期限を記録する

不当だと思う場合は、解雇日の翌日から期限を数えます。

02

まず「何が起きたか」を分ける

DismissalEmployerの判断で雇用を終了された。
Redundancyあなたの仕事そのものが不要になった。Genuine redundancyか確認する。
Fixed-term終了決められた契約満了日に終了した。状況によりDismissalに当たらない。
CasualのShift減少単にRosterが減っただけか、雇用終了なのかを書面で確認する。
Forced resignationEmployerの行為で辞めるほかなかった場合、Constructive dismissalの可能性がある。

03

EmployerからのNotice

Employerは通常、働いてNotice期間を終えるか、勤務させずにPayment in lieu of noticeを支払います。最低Noticeは継続勤務期間で決まります。

1年以下1週間
1年超〜3年以下2週間
3年超〜5年以下3週間
5年超4週間

45歳以上で2年以上勤務している場合は、さらに1週間加算されます。Casual、契約が予定どおり満了したFixed-term employee、Serious misconductによる即時解雇などは例外があります。

04

Final payで確認するもの

未払いの給料

最終日までのHours、Overtime、Penalty、Allowance。

Annual leave

未使用分と、適用されるLeave loading。

Notice

勤務させない場合のPayment in lieu。

Redundancy pay

条件を満たすPermanent employeeなど。

Long service leave

州法と勤続期間により対象になる場合。

Sick leave

通常、未使用分は払い戻されない。

金額が合わない場合は、Payslipの見方と未払い賃金の相談方法も確認してください。

05

Unfair dismissalを申請できる条件

Unfair dismissalは、解雇がHarsh、UnjustまたはUnreasonableだった場合の制度です。「納得できない」だけではなく、次のEligibilityを満たす必要があります。

□National workplace relations systemのEmployeeである
□法律上Dismissedされた
□通常は6か月以上勤務している
□Small business(15人未満)では通常12か月以上勤務している
□Modern awardまたはEnterprise agreementの対象、またはHigh income threshold未満である
□Genuine redundancyではない
□Small Business Fair Dismissal Codeに沿った解雇ではない

06

General protections dismissalとの違い

Workplace rightを使った、給料についてComplaintをした、病気休暇を取った、差別に関係する属性があるなど、禁止された理由で解雇された可能性がある場合はGeneral protections dismissalを検討します。

Unfair dismissal解雇の手続きや理由がHarsh、Unjust、Unreasonableだった。
General protections権利の行使、Complaint、差別など禁止された理由で不利益を受けた。
重要同じ解雇について、制度を理解せず両方へ重複申請しない。迷ったら期限前に相談する。

07

21日以内に申請する方法

1

期限を計算

解雇が有効になった日の翌日をDay 1として21 calendar daysを数えます。

2

制度を選ぶ

Unfair dismissalかGeneral protections dismissalかを確認します。

3

FWCへ申請

Fair Work CommissionのOnline lodgment serviceからForm F2など該当申請を提出します。

4

Employerへ通知

申請後はFWCの案内に従い、ResponseやConciliationへ進みます。

5

解決を検討

Reinstatement、Compensation、Statement of serviceなど、現実的な希望を整理します。

08

残しておく証拠

✓Termination letterと解雇理由
✓Contract・Award・Agreement
✓Payslip・Roster・Timesheet
✓WarningとPerformance review
✓Email・SMS・Chatの履歴
✓Meetingの日付と会話メモ
✓関係するWitnessの氏名
✓Final payslipと入金記録
✓応募・勤務開始・解雇までのTimeline
✓解雇後に同じ仕事を募集した記録

09

よくある質問

よくある質問

Q. Casualは突然クビにされても何もできませんか?

A. CasualはNoticeの対象外になることがありますが、不当な理由による解雇まで自由になるわけではありません。Regular and systematicに勤務していた場合はUnfair dismissalの対象になる可能性もあるため、勤務期間とRosterを確認してください。

Q. Warningなしで解雇されたら必ず不当解雇ですか?

A. 必ずではありません。Serious misconductなど即時解雇が認められる場合があります。一方、Performanceを理由にするのに問題を伝えず改善機会も与えなかったことは、判断材料になる可能性があります。

Q. クビになった理由をEmployerに聞けますか?

A. はい。理由、最終日、Notice、Final payをEmailで確認し、Termination letterを求めてください。

Q. 21日を過ぎても申請できますか?

A. FWCがExceptional circumstancesを認めた場合に限り延長される可能性があります。簡単には認められないため、話し合い中でも21日以内の行動が重要です。

Q. ワーホリVisaだからFair Workを使えませんか?

A. Visa holderもAustraliaで働くEmployeeとしてWorkplace rightsがあります。EmployerがあなたのVisaを取消すこともできません。

Q. 自分から辞めた場合もUnfair dismissalになりますか?

A. 通常のResignationは対象外です。ただしEmployerの行為で辞めるほかなかったConstructive dismissalに当たる可能性があります。証拠を保存して期限前に相談してください。

10

困ったときの連絡先・公式情報

Fair Work Commission

Unfair dismissal・General protectionsの申請と手続き。

Fair Work Ombudsman

Notice、Final pay、Award、未払い賃金の情報。Infoline 13 13 94。

TIS National

13 14 50へ電話し、Fair Workへの日本語通訳を依頼。

緊急時

生命や身体に差し迫った危険がある場合は000。

自分から辞める場合は、オーストラリアで仕事を辞める方法を確認してください。