AUS LIFE

パートナービザ「4分野の証拠PDF」の作り方

Financial・Household・Social・Commitmentの証拠を見やすく整理

最終更新:

オーストラリアのパートナービザ4分野の証拠PDF作成ガイド

※この記事はDepartment of Home Affairsの案内を基に、筆者が実際に資料を整理した方法をまとめたものです。 PDFのページ数や写真枚数に一律の正解があるわけではありません。申請時はImmiAccountに表示される 個別チェックリストと最新の公式案内を優先してください。この記事は個別の移民法上の助言ではありません。

AUS LIFE QUICK GUIDE

30秒でわかる

最初の作業

4分野へ仕分け

重複は主な分野を1つ選ぶ

見せ方

時系列+短い説明

誰・いつ・どこ・何の証拠か

現在の上限

1ファイル5MB

暗号化PDFは不可

01

パートナービザの「4分野」とは?

Home Affairsは、パートナー関係を説明する資料の例を、次の4つの側面に分けて案内しています。 1つの資料が複数の分野に当てはまることもあります。4分野すべてを同じ枚数にするのではなく、 二人の実際の生活に合う証拠を提出します。

Financial aspects

金銭面

二人が生活費や大きな支出をどのように共有しているかを示します。

Nature of the household

家庭生活

同居の実態と、家事や生活上の責任を二人でどう分担しているかを示します。

Social aspects

社会的側面

家族・友人・社会から、二人がカップルとして認識されていることを示します。

Nature of the commitment

将来への約束・継続性

関係が真剣で継続しており、二人が将来を一緒に考えていることを示します。

02

PDFを作る前に、証拠を4つのフォルダへ仕分ける

最初からデザインを始めると、同じ写真を何度も使ったり、重要な期間が抜けたりします。 まずパソコン上に4つのフォルダを作り、原本のコピーを入れて全体を確認します。

01-Financial共同口座、請求書、家賃、送金、共同購入
02-Household同住所、賃貸、家事分担、日常生活
03-Social家族・友人、イベント、旅行、外食
04-CommitmentStatement、支え合い、離別中の連絡、将来計画
00-Originals加工していない写真・PDF・明細の原本
  1. 1

    交際開始から現在までの簡単な年表を作る

  2. 2

    証拠の原本を集め、日付が分かる名前でコピーを保存する

  3. 3

    各資料を最も説明しやすい1分野へ入れる

  4. 4

    年表を見ながら、長く抜けている期間がないか確認する

  5. 5

    各分野で客観資料と二人の説明が組み合わさっているか確認する

03

Financial aspects|金銭面

二人が生活費や大きな支出をどのように共有しているかを示します。

✓

共同口座の開設資料・取引明細

✓

二人の名前が入った電気・ガス・インターネット等の請求書

✓

共同名義の賃貸契約・住宅ローン

✓

車や家具など大きな買い物の共同ローン・支払い記録

✓

家賃、食費、旅行代、車の修理代などを分担した記録

✓

片方が払い、もう片方が返金した送金記録

04

Nature of the household|家庭生活

同居の実態と、家事や生活上の責任を二人でどう分担しているかを示します。

✓

二人の同居住所が分かる郵便物や公的書類

✓

賃貸契約、入居記録、住居に関する書類

✓

家事分担を説明する短いStatement

✓

家の買い物リスト、食料品・日用品の購入記録

✓

子どもがいる場合の共同責任を示す書類

✓

一緒に生活していることが分かる日常写真や記録

05

Social aspects|社会的側面

家族・友人・社会から、二人がカップルとして認識されていることを示します。

✓

家族や友人と二人で写った写真

✓

結婚式、誕生日、クリスマスなどへの共同招待

✓

共通の友人との交流記録

✓

二人で参加したイベント、趣味、外食の記録

✓

航空券、宿泊予約、旅程などの共同旅行資料

✓

政府機関や会社等へ関係を申告した記録

06

Nature of the commitment|将来への約束・継続性

関係が真剣で継続しており、二人が将来を一緒に考えていることを示します。

✓

二人の関係の経緯と将来計画を書いたRelationship Statement

✓

お互いの家族・経歴・個人的事情を理解している説明

✓

病気、仕事、精神的負担がある時に支えた記録

✓

離れていた期間の通話履歴やメッセージの抜粋

✓

保険、Super、遺言などで相手を登録した書類

✓

結婚、子ども、住む場所、旅行などの具体的な計画

07

1つのPDFをこの順番で作る

Word、Googleドキュメント、Canvaなど、使いやすいソフトで構いません。 ただし、見た目を飾ることより、原本と説明が読みやすく、時系列を追えることを優先します。

1

表紙

申請者名、スポンサー名、分野名、対象期間を書く。

2

目次・証拠一覧

ページ番号、資料名、日付、何を示す証拠かを短く並べる。

3

短い概要

このPDFで何を説明するかを3〜5行で書く。

4

証拠ページ

古いものから新しいものへ並べ、各ページに短い説明を付ける。

5

最終確認

名前・日付・住所の矛盾、読めない文字、重複、抜けを確認する。

表紙の英語例

Financial Aspects of the Relationship

Applicant: SHUNTARO HASHIMOTO

Sponsor: AMELIA [SURNAME]

Evidence period: 16 December 2024 – 25 September 2026

08

写真は「誰・いつ・どこ・何をした」を書く

写真だけを並べると、審査する人には写っている人物や出来事が分かりません。 各写真の下に、日付、場所、人物、関係、出来事を1〜2文で付けます。

分かりにくい例

We went to Brisbane together.

分かりやすい例

Shuntaro Hashimoto and Amelia [Surname] at the Wheel of Brisbane on 22 May 2025 during a day trip together.

家族・友人写真の説明テンプレート

[Applicant] and [Sponsor] with [Name], [relationship to applicant/sponsor], at [place] on [date] for [event].

09

銀行明細・請求書・予約票の見せ方

✓

口座名義、銀行名、対象期間が読めるページを入れる

✓

共同口座は二人の入金と共同生活の支出が分かる期間を選ぶ

✓

旅行資料は搭乗者名、日付、出発地・到着地を確認する

✓

請求書は名義、住所、請求期間が読める状態にする

✓

スクリーンショットは画面を切り過ぎず、何の記録か分かるようにする

✓

英語以外の書類は、必要な翻訳要件を個別チェックリストで確認する

10

PDFへ書き出したら確認すること

✓

PDFを開き、すべてのページが表示される

✓

スマホでも氏名・日付・金額が読める

✓

ページの向きがそろっている

✓

パスワード・暗号化が設定されていない

✓

1ファイルが現在の5MB上限以内になっている

✓

ファイル名だけで中身と期間が分かる

✓

原本、編集用ファイル、最終PDFを別々に保存した

✓

二人のStatementや申請フォームと日付が一致している

ファイル名の例

01-Financial-Evidence-2024-2026.pdf

02-Household-Evidence-2024-2026.pdf

03-Social-Evidence-2024-2026.pdf

04-Commitment-Evidence-2024-2026.pdf

11

ImmiAccountへ添付する

1

対象者を選ぶ

申請者・スポンサーなど、誰の資料として添付するか確認します。

2

添付理由を選ぶ

画面に表示されるRelationship evidence等の分類から該当欄を選びます。

3

説明を入力する

Financial evidence 2024–2026など、内容と期間を短く書きます。

4

ファイルを選ぶ

暗号化されていない、上限以内の最終PDFを添付します。

5

状態を確認する

ファイル名と添付状態を確認し、同じ最終版を手元へ保存します。

12

よくあるミス

×

写真だけで4分野を埋めようとする

×

同じ証拠を何度も添付する

×

説明がなく、誰・いつ・どこか分からない

×

最近の数週間だけに証拠が偏る

×

銀行明細や請求書の文字が読めない

×

申請フォームと証拠の日付・住所が矛盾する

×

元写真や原本の内容を加工する

×

パスワード付きPDFをアップロードする

×

5MBを超えたまま添付しようとする

×

アップロードした最終版を保存していない

13

よくある質問

よくある質問

Q. 4分野を必ず4つのPDFにする必要がありますか?

A. いいえ。4分野は関係を説明する側面であり、Home Affairsが必ず4ファイルに分けるよう指定しているわけではありません。この記事では整理しやすい方法として4分野別を紹介しています。実際の添付欄はImmiAccountの表示を優先してください。

Q. 写真は何枚必要ですか?

A. 公式に一律の必要枚数は示されていません。交際期間の広がり、家族・友人との交流、旅行や日常などが分かる代表写真を選び、日付・場所・人物・出来事を説明します。

Q. 共同口座がなければ不利ですか?

A. 共同口座だけがFinancial evidenceではありません。家賃、請求書、送金、共同購入、生活費の分担など、実際の金銭管理を説明できる資料を組み合わせます。事情がある場合は短い説明も添えます。

Q. 同じ資料が2分野に当てはまる時は?

A. 最も説明しやすい分野に入れ、必要なら別のPDFから短く参照します。同じ資料を何度も複製するより、役割を明確にした方が全体を追いやすくなります。

Q. 銀行明細を全部提出する必要がありますか?

A. 提出範囲は二人の状況とImmiAccountの指示によります。口座名義・対象期間・共同生活に関係する入出金が分かる資料を選び、期間の連続性も意識します。完全な原本は手元に保存してください。

Q. スクリーンショットへ矢印や説明を入れてもよいですか?

A. 元資料の内容を変更しないことが重要です。説明文やページ番号は資料の外側へ配置し、元画像や原本も保管します。写真の人物・背景・日付・メッセージなどを生成、削除、合成しないでください。

Q. PDFが5MBを超えました。どうすればよいですか?

A. 不要な重複と大きすぎる画像を見直し、それでも超える場合は内容や期間で分割します。暗号化PDFは使えません。上限は変更される可能性があるため、アップロード時の公式画面も確認してください。

14

確認に使った公式情報

最終確認日:2026年9月27日。添付できる容量、ファイル形式、必要書類は変更されることがあります。 申請時はDepartment of Home AffairsとImmiAccountに表示される最新の案内を確認してください。