オーストラリアのパートナービザ820・801申請完全ガイド
自力で準備した必要書類・申請・支払い・提出後の流れ
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※この記事は、オーストラリア国内からPartner visa(subclass 820・801)を実際に申請した経験と、Department of Home Affairsの公式情報をもとにまとめています。個別の移民法上の助言ではありません。 条件・料金・画面は変わるため、申請時は公式ページと自分のImmiAccountに表示されるチェックリストを優先してください。
AUS LIFE QUICK GUIDE
30秒でわかる
申請前
条件と必須資料を確認
現在のビザ・本人確認・関係の証拠を整理
提出完了の目印
Submitted+提出日
支払い画面を通過しただけでは終わりではない
提出後
スポンサー・警察・健康
BVA通知を保存し、残りの手続きを進める
パートナービザは、申請代行を必ず使わなければ作れないものではありません。 条件が複雑でないケースなら、公式情報を確認し、二人の事実を正直に整理することで自分たちでも準備できます。
ただし、最も大変なのは申請フォームの英語ではなく、二人の生活を証明する大量の資料を、審査する人が理解できる形にまとめる作業です。 このページでは、細かい画面操作よりも、最初から最後まで迷わないための全体の順番を示します。
01
この記事で分かること
- 820・801申請前に確認する条件
- 先に揃える必要書類と、提出後に進められる書類
- 関係を説明する4分野の証拠
- ImmiAccountでの申請・支払い・提出完了の確認方法
- スポンサー申請、警察証明、健康診断、Bridging visaの順番
- 実際に支払いエラーが起きたときの確認ポイント
| 比較項目 | Subclass 820 | Subclass 801 |
|---|---|---|
| 位置づけ | 一時的なPartner visa | 永住Partner visa |
| 最初の申請 | 通常は801と同時に申請 | 最初の申請料金に含まれる |
| 次の大きな手続き | 人物・健康・関係の審査 | 通常は申請から2年後に最新資料を提出 |
02
申請前に絶対確認すること
申請者がオーストラリア国内にいて、国内申請できる状態か確認する
Visa Grant letterとVEVOで、現在のビザの期限と条件を確認する
8503など、国内で新しいビザを申請できなくするNo Further Stay条件がないか確認する
スポンサーがオーストラリア国民、永住者、または対象となるニュージーランド国民か確認する
法律婚または事実婚の要件を満たすか確認する
パスポート、住所歴、渡航歴、家族情報の日付と表記を揃える
申請料金と決済手数料を含めた金額を支払える方法を準備する
03
先に揃える必要書類
全員に完全に同じチェックリストが出るわけではありません。回答内容によって添付欄が変わるため、以下を土台にしながら、最後は自分のImmiAccountに表示された項目を優先します。
申請者の本人確認
- 現在のパスポートの顔写真・個人情報ページ
- 出生証明に相当する書類(日本人は戸籍関係書類など)
- 証明写真など、ImmiAccountに表示された本人確認資料
- 改名・旧姓を証明する書類(該当する場合)
スポンサーの資格
- オーストラリアのパスポート、出生証明書、市民権証明書など
- スポンサーの住所・連絡先・過去のスポンサー歴に関する情報
- 過去の婚姻・離婚・改名に関する書類(該当する場合)
- 申請後に提出するスポンサー用オンライン申請
婚姻・事実婚の根拠
- Marriage Certificate(法律婚の場合)
- Relationship registration(登録している場合)
- 事実婚の期間、同居、共同生活を示す資料
- 過去の婚姻に関する離婚証明書・死亡証明書(該当する場合)
二人の説明と第三者証言
- 申請者のRelationship Statement
- スポンサーのRelationship Statement
- 二人を知る成人2人のForm 888
- Form 888記入者の身分・市民権等を示す資料
関係の証拠
- 共同口座、生活費、送金、家賃など金銭面の資料
- 同住所の郵便物、家事分担など家庭生活の資料
- 家族・友人との写真、旅行、行事など社会的な資料
- 離れていた期間の連絡、互いの支援、将来計画などの資料
翻訳と補足資料
- 日本語原本と英訳
- オーストラリア国内で翻訳する場合はNAATI認定翻訳者の情報
- 資料だけでは分かりにくい事情を説明する短い補足文
- アップロードした全ファイルの手元保存用コピー
04
関係を示す4分野
写真を大量に出すだけでは足りません。二人が実際に生活を共有し、周囲からもカップルとして認識され、今後も関係を続ける意思があることを、次の4分野で説明します。
| 比較項目 | 証拠の例 |
|---|---|
| 金銭面 | 共同口座、送金、生活費、家賃、旅行代、車や共同購入品、保険・受取人指定 |
| 家庭生活 | 同住所の郵便物、住居資料、家事・料理・洗濯・買い物の分担、子どもやペットの世話 |
| 社会的側面 | 家族・友人との交流、旅行、行事、カード、SNS、写真、Form 888 |
| 将来への約束 | 結婚・住居・仕事・子どもの計画、離れていた期間の連絡、看病や精神的支援 |
Relationship Statementでは、出会い、交際開始、同居、金銭、家事、家族・友人、離れていた期間、互いへの支援、将来計画を時系列で説明します。 申請者とスポンサーの文章を完全に同じにする必要はありませんが、重要な日付と出来事は一致させます。
05
ImmiAccountで申請する順番
- 申請者のImmiAccountを作成する
- New applicationからPartner visa 820・801を開始する
- 本人情報、住所歴、渡航歴、家族、過去のビザ、関係の経緯を入力する
- 入力内容の日付・氏名・パスポート番号を原本と照合する
- 本人確認と関係の中心資料をアップロードする
- 申告内容と添付資料に矛盾がないか二人で確認する
- 申請料金を支払い、Submitを完了する
- Status、Date submitted、領収書、受付通知を確認する
- TRNまたはApplication IDを使ってスポンサー申請を提出する
- 警察証明、健康診断、追加資料へ対応する
06
高額な申請料金の支払いとエラー対策
820・801は高額決済です。利用可能額が十分でも、海外利用、不正利用検知、3Dセキュア、決済画面からImmiAccountへ戻る処理などで失敗することがあります。
支払い前に確認すること
- ビザ料金と決済手数料の合計がカード限度額内か
- 海外・オンライン・高額決済がカード会社側で許可されているか
- 3Dセキュアのワンタイムコードを受信できるか
- カード会社へ登録している請求先住所を入力できるか
- カード以外にPayPalなど公式に表示される方法を準備できるか
- エラーを修正できるよう、現在のビザ期限より十分前に試す
エラーが出たときの順番
- My paymentsとカード明細を見て、二重決済や処理中の取引がないか確認する
- エラー画面、発生時刻、金額を保存する
- カード会社へ最新取引が届いているか、承認・拒否理由を確認する
- ブラウザを閉じ、VPN・自動翻訳・広告ブロックを切って、一度だけ再試行する
- 直接カードが通らない場合、ImmiAccountに表示されるPayPalなどの方法を確認する
- 技術的な問題ならHome Affairsの窓口とImmiAccount Technical Supportへ記録を残す
07
支払い・提出後に必要な書類と動き方
提出直後
受付確認
StatusがSubmittedになり、Date submittedが入り、領収書とAcknowledgement letterが発行されているか確認する。
提出直後
Bridging visa
Grant letterを保存し、発効日と条件を確認する。通常は現在の実体ビザが終了してから有効になる。
できるだけ早く
スポンサー申請
スポンサーがImmiAccountでSponsorship for a Partner to Migrate to Australiaを提出する。
できるだけ早く
警察証明
申請者とスポンサーのAFP、必要な国の海外警察証明を、個別チェックリストと発行機関の案内に従って取得する。
案内を確認後
健康診断
ImmiAccountのHealth AssessmentからReferral letterとHAP IDを取得し、指定医療機関を予約する。
審査中ずっと
証拠を更新
共同口座、同住所の資料、旅行、家族との交流など、申請後の関係継続を示す資料を保存する。
スポンサー申請
スポンサーは、自分または申請者のImmiAccountからNew application、Family、Sponsorship for a Partner to Migrate to Australiaの順に進みます。 申請者のTRNまたはApplication IDを入力し、スポンサー資格、過去の関係・スポンサー歴、犯罪歴などへ正確に回答します。
警察証明
オーストラリアに過去10年間で合計12か月以上住んだ場合は、AFPのNational Police Checkを取得します。 移民用はPurpose typeをCommonwealth employment / purpose、PurposeをCode 33 - Immigration/Citizenshipにします。 州警察の一般的な証明で代用しないでください。
また、16歳以降の過去10年間に合計12か月以上滞在した国について、海外警察証明が必要になります。 日本の証明は領事館で指紋採取が必要で、発行に時間がかかります。一方で有効性の扱いもあるため、ImmiAccountの要求と各領事館の最新案内を確認してから申請します。
健康診断
ImmiAccountにArrange health examinationsが表示されたら、Health AssessmentからReferral letterとHAP IDを取得します。 オーストラリア国内では指定された医療サービスへ予約し、結果は医療機関から電子的に送られます。
住所、電話番号、メール、パスポート、家族構成、関係状況に変更があれば、ImmiAccountのUpdate usから更新します。 申請から2年が経過し801の審査対象になったら、Stage 2 - Permanent Partner Visa Assessmentから最新資料を提出します。
08
実際に自力で申請して分かったこと
APPLICATION LOG
期限直前の準備から、提出とBVA取得まで完了
- 一時滞在ビザの期限が近い状態から、本格的に書類を整理
- 二人のRelationship Statementと第三者2人のForm 888を作成
- 共同口座、住所、家族、友人、旅行、プレゼント、離れていた期間の連絡をPDF化
- 支払い時に、3Dセキュア通過後の決済エラーが複数回発生
- 期限前にStatusがSubmitted、Date submittedが表示されたことを確認
- Acknowledgement letter、領収書、Bridging visa AのGrant letterを保存
一番役立ったのは、高価なテンプレートではなく、二人の生活にある事実を時系列に並べ、証拠をテーマ別に整理したことでした。 共同口座だけ、写真だけ、文章だけに頼らず、複数の資料を組み合わせることで説明しやすくなります。
09
今後、個別ページで詳しく解説する内容
このページを長くしすぎないため、次の内容は専門ページに分けます。公開後、この一覧から各ページへ移動できるようにします。
準備中
スポンサー申請の入力方法
ImmiAccountの選択項目、TRN・Application IDの使い方、添付資料を画面順に解説。
準備中
AFP National Police Checkの取り方
申請者・スポンサー別に、Code 33、本人確認書類、アップロード先を解説。
準備中
オーストラリアで日本の警察証明を取る方法
キャンベラ、シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、ケアンズの全窓口について、場所・管轄・予約・指紋・必要書類・受取方法を解説。
準備中
Relationship Statementの作り方
出会いから将来計画まで、二人の文章を矛盾なくまとめる方法と構成例。
準備中
Form 888の依頼・記入・署名
誰に頼むか、何を書いてもらうか、本人確認資料と署名方法を解説。
準備中
4分野の証拠PDFの作り方
写真・銀行明細・旅行・家族との交流を、読みやすいPDFへ整理する方法。
準備中
健康診断の予約方法
HAP ID、Referral letter、Bupaの予約、当日の持ち物を解説。
準備中
高額なビザ料金が決済できないとき
3Dセキュア後の失敗、カード会社への確認、PayPal、提出完了の見分け方を解説。
準備中
Bridging visa A取得後の注意点
発効時期、就労条件、VEVO、海外渡航時のBridging visa Bを解説。
10
よくある質問
よくある質問
Q. 移民エージェントを使わないと申請できませんか?
A. 必須ではありません。条件が複雑でない場合は、自分たちでImmiAccountから申請できます。ただし、期限切れ、申請制限、拒否歴、犯罪歴、親権、スポンサー制限などがある場合は、登録移民エージェントまたは移民法を扱う弁護士への相談を検討してください。
Q. 必要書類が全部揃う前に提出できますか?
A. 提出後に追加添付できる資料もありますが、有効な申請に必要な項目や、提出時に求められる資料を省略してよいという意味ではありません。自分のImmiAccountのチェックリストを確認し、不足資料は取得状況と理由を整理してください。
Q. Form 888は何人必要ですか?
A. 通常は二人の関係を知る18歳以上の証人2人分を準備します。記入者の本人確認・市民権等の資料も確認してください。実体ビザを持たずに申請する場合の追加statutory declarationとは別物です。
Q. 支払いが成功したか、どこで確認しますか?
A. 申請一覧のStatusがSubmittedになり、Date submittedが表示され、領収書とAcknowledgement letterが取得できることを確認します。カード会社の利用通知だけでは、ビザ申請完了の証明になりません。
Q. 申請後すぐBVAになりますか?
A. BVAが付与されても、通常は現在の実体ビザが終了するまで発効しません。それまでは現在のビザと条件が適用されます。Grant letterとVEVOで確認してください。
Q. 警察証明と健康診断は申請前に必要ですか?
A. 取得時期と有効性があるため、ImmiAccountの個別チェックリストやRequest letter、発行機関の案内に従います。スポンサーの警察証明はスポンサー申請時またはできるだけ早く提出するよう公式に案内されています。
Q. 写真は何枚あれば十分ですか?
A. 枚数だけの基準で考えず、交際初期から現在までの代表的な写真を選びます。家族・友人、旅行、日常、行事が分かる写真を、金銭・住所・公的資料と組み合わせてください。
Q. 申請後も関係の証拠を集めますか?
A. はい。共同口座、同住所、旅行、家族との交流などを継続して保存します。820審査の追加依頼や、通常は申請から2年後の801審査で最新資料が必要になります。
11
まとめ
820・801申請の中心は、難しい法律用語ではなく、二人の関係が本物で継続していることを、金銭・家庭・社会・将来への約束の4分野で一貫して示すことです。
申請前は現在のビザ条件と関係要件を確認し、本人確認・スポンサー資格・関係資料を整理します。 支払い後はSubmittedと提出日を確認し、スポンサー申請、警察証明、健康診断、BVA、追加資料へ順番に対応します。
この記事は、申請準備で実際に迷った部分や決済トラブルも含めて更新していきます。 個別の作り方は専門ページに分け、最終的にこのサイトだけで全体像から書類作成まで進められる状態を目指します。
公式情報
- Department of Home Affairs:Partner visa 820
- Department of Home Affairs:Partner visa 801
- Department of Home Affairs:Partner visa FAQ
- Department of Home Affairs:ImmiAccount
- Department of Home Affairs:Form 888
- Department of Home Affairs:オンライン申請の支払い
- Department of Home Affairs:支払い手数料
- Department of Home Affairs:書類のアップロード
- Department of Home Affairs:警察証明
- 在オーストラリア日本国大使館:大使館・総領事館の管轄一覧
- Australian Federal Police:National Police Check
- Department of Home Affairs:健康診断の手配
- Department of Home Affairs:ビザ変更とBridging visa
- Department of Home Affairs:Bridging visaでの渡航
※申請条件・料金・処理期間・フォームは更新されます。申請時点の公式ページとImmiAccountを優先してください。

